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今年もおかえり「パンクラチウム・シッケンベルゲリ」

yamatar

Published: 21 Sept 2018 › Updated: 21 Sept 2018今年もおかえり「パンクラチウム・シッケンベルゲリ」

今年もおかえり「パンクラチウム・シッケンベルゲリ」

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これは「パンクラチウム・シッケンベルゲリ」という植物であり、その名前以外は全く謎です。ネットで検索しても情報がほとんど出てこないので、わけがわからないままに3年くらい育てています。

植物屋さんで「パンクラチウム・シッケンベルゲリ ¥1,000」と書いてあったから「これはパンクラチウム・シッケンベルゲリという名前の植物で、1,000円の価値のあるものなんだな」とわかるようなものの、知らなければニラ以下の単なる雑草です。公園にこれが生えていても見つけられる自信が全くありません。

原産地はイスラエルあたりの砂漠であるようですが、確かな情報かどうかは不明です。

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パンクラチウム・シッケンベルゲリは冬型の植物らしくて、そう言えば買ったのも冬でした。基本的にこのニラのような葉っぱが冬の間、まっすぐに伸びていくだけです。

春になると枯れます。

うららかな陽気の中、他の植物がすくすくと育つ中、こいつだけは何をやっても枯れていくので「おいおい、なぜ枯れる!? 春だよ、わかってる? おお?」とちょっとおろおろしましたが、そもそもそういうヤツなのでした。

春の終わりから夏は完全に枯れたまま休眠して過ごします。どうやら球根植物のようです。地上部には春に枯れてがしゃがしゃになった抜け殻のような枯葉だけが屍のように残されているので、鉢だけ見ると一巻の終わりのように感じられます。

だけど土の下で球根はちゃんと生きています。間違っても「アーメン」と唱えながら捨ててはいけません。危なかったぜ。

夏の間は水をやるべきなのかどうなのかさっぱりわからないので、2日に1度くらい申し訳程度に水をかけてやります。もちろん反応はありません。ただのしかばねのようだ。

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で、秋になって涼しくなった頃、何の前触れもなく突然にニラのような葉がにょきっと生えてきます。「生きてたんかーい!?」とだいたい毎年思って二度見します。育て始めて今年で確か3年目。毎年元気に生えてくるので、育て方はたぶん間違っていないようです。

おそらく寒さには強いと思われますが、いかんせん見た目が華奢であり、その割に比較的高価なので念の為に冬は室内に避難させています。

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成長するとニラみたいな葉がさらに根元から数本出てきます。上の写真は4月中旬のもので、1株につき3本出ています。で、夏が来つつあるのでこれから1本ずつ枯れていきます。秋になると同じものがまた生えてきます。で、枯れます。それの繰り返しです。今年も生えてきました。

白くて大きく、香りの良い花を咲かせるらしいですが、いまだに見たことがありません。おそらく今年も咲かないのだと思います。だけど、ニラは生えてきました。ちゃんと2株。今年もおかえりパンクラチウム・シッケンベルゲリ。

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