ハオルチア「玉扇」の盆栽的根上げ
多肉植物の中でも人気のハオルチアという種類の中の「玉扇」です。特徴はスパッとナイフで切り落としたかのような形状をした葉っぱです。
横から見ると、見事に葉っぱが平らになっています。この平らになっている部分は「窓」と言い、ここから光を取り込んでいるようです。
自生地は砂漠で、乾いた地表からこの「窓」だけを出して外敵から身を守りつつも光合成をしています。水の少ない地域の植物であることを示すように、根は太く地中深くに向かって伸びてしていきます。鉢植えで育てると必ずと言っていいほど鉢の底から根がはみ出してきます。
私が育てている玉扇は自生地とは逆に、根がむき出しになっています。これは植え替えの際になんとなくそのように植え付けてみたからです。盆栽の技術の中に敢えて根をむき出しにする「根上げ」というものがあるのを知って、この玉扇で試してみたのでした。
この状態で1年以上元気に育っており、新しい根がどんどんと下りてくるので、多肉植物でも「根上げ」は可能なようです。植物にとっては不本意かも知れませんが。
玉扇は親株の根元から子株が生えてきて、コロニーを増やしていきます。根上げしている脇から子株がどんどん生えてきて写真のようにカオスなことになっています。この子株は取り外して別の鉢に植えて育てることもできます。
丈夫で育てやすいですが、夏の直射日光と冬の寒さには注意しなければなりません。夏は日陰、冬は室内で管理しています。
この玉扇、窓の部分が美しいものや際立った特徴のあるものは多肉植物マニアに高値で取引されています。1株数万円というのもザラです。恐るべし。
ちなみに私が育てているのはホームセンターで250円で買ってきたものです。
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