akipponn avatar

国連のブロックチェーンを使った取り組み

akipponn

Published: 27 Oct 2018 › Updated: 27 Oct 2018国連のブロックチェーンを使った取り組み

国連のブロックチェーンを使った取り組み

IMG_2505.jpg

仕事で調べものをする中で、国連が人道支援にブロックチェーンを利用しているのを見かけます。仕事として書くトピックとなるかは謎なのでここにまとめておこうと思います。

まずはすべての基本となるIDを発行するプロジェクトから。国連機関とNGO/NPO、民間が連携してIDを提供するID2020というプロジェクトがあります。

ID2020

世界には難民となってIDを失ってしまった人、国にIDを発行する能力がなくIDが発行されていない人など、10億人以上がIDを持たないと言われています。IDがないため社会保障や教育を受ける機会が失われることもままあり、IDの付与と人権保護は深く結びついています。このプロジェクトについては以前仕事で調査をお手伝いした記事が公開されています。

デジタルIDで人権保護を目指すID2020

国連の直接のプロジェクトではありませんが、bitnation@bitnationは難民に対するID発行に取り組んで、ユネスコのNetexplo Award 2017を受賞しました。IDだけでなくビットコインで支払いができるカードを提供したというのも興味深いです。Bitnationは私があちこちうろうろしていて、国籍ってなんだろう、移民であることってなんだろうと考える中でツボにはまったプロジェクトでウォッチしています。

Bitnation Refugee Emergency Response (BRER) - Innovations - Netexplo.org

WFP(国連世界食糧計画)もブロックチェーンを使っていると知り、食糧配給関連かと思いきや、送金ネットワークなのですね。家庭によって優先度やニーズが違うのでお金というのが興味深いです。

Building Blocks | WFP Innovation

気候変動に関するものもあり、CCC(Climate Chain Coalition)は温室効果ガスの排出量といったデータをパブリックに共有するのにブロックチェーンを使うようです。

Climate Chain Coalition

最後にひとつ毛色の違うものを。UNICEF(国際連合児童基金)オーストラリアは、CoinhiveのAPIを使ってサイトを訪れた人のコンピューターのパワーを借りてMoneroをマイニングして、子どもたちへの支援に活かしています。Coinhiveといえば今年日本で問題になりましたね。

The Hopepage

そんなこんなの私が見かけた国連の取り組みなのですが、調べてみると、国連によるUsage of Blockchain in the UN Systemという資料がありました。1年前のもので少し古いですが、仕事の参考にもなるかな、ここにメモしておきます。

Usage of Blockchain in the UN System. A DESK REVIEW, August 2017


写真:今週末はお父ちゃんがフランクフルトマラソンを見に行くとのことで子供とふたりでお留守番です。朝から遊んでいる横で野菜をみじん切りにして大量のボロネーゼを作り置きしています。

Leave 国連のブロックチェーンを使った取り組み to:

Written by

Dreaming to be an urban witch in a rooftop garden office. Originally from Tokyo, now in Germany, aspiring to travel and live globally.

Read more #japanese posts


Best Posts From akipponn

We have not curated any of akipponn's posts yet. But you can encourage our curation team to review posts by visiting them regularly and by referring other readers. Because we give priority to frequently read content.

More Posts From akipponn