花びら餅
社中の初釜が開かれました。
全員が揃ったところで、
まず、煎茶道・静風流の番茶の手前で、大福茶(おうぶくちゃ)をいただきました。
大福茶とはこちら。王服茶、皇服茶とも書きます。
焙じ茶の中に、昆布と梅干しが入っています。
「大福茶」の起源は平安時代。
都に疫病がはやった時に、空也上人がお茶を人々に施したところ、多くの病人が平癒し疫病がおさまったとか。
空也上人という方、皆様もこの写真は見たことありますよね。
(画像は六波羅蜜寺HPからお借りしました)
その功徳にあやかり、村上天皇が毎年元旦にこのお茶を服すようになり、これを「王服茶」(「皇服茶」など)と呼ぶようになりました。
庶民に幸福をもたらす意味の「大福」の文字が当てられ、縁起のよいお茶として今日まで伝えられているそうです。
焙じ茶の芳ばしい香りの美味しいお茶と一緒に苦手な梅干しもお腹におさまりました^^;
その後、抹茶道・裏千家の濃茶の点前・薄茶の点前と続きます。
楽しみにしていた濃茶の席のお菓子は
初釜にはなくてはならない「花びら餅」
お菓子はこの黒い箱・縁高(ふちだか)に
入れられて、供されます。
縁高(ふちだか)は、菓子椀に代わる正式な主菓子器で、折敷の縁を高くした形のものを、通常五つ重ねて一組とし、最も上に一枚の蓋(総蓋)が添います。
縁高は、一重に一つずつ菓子を入れ客数だけ重ねて、一番上に蓋をし黒文字を載せます。
縁高は、縁高折敷の略で、縁高重(ふちだかじゅう)といいます。
出典:茶道INDEX
縁高は日頃のお稽古では見ることのない正式な菓子器なので、先生に指導して頂きながら一手一手慎重に扱いました^^;
丸々とした花びら餅でボリューム満点!
切り口も綺麗だったので、こちらもパチリ。
そういえば1年前、私も和菓子作り講座「いと、お菓子」で花びら餅を作ったことがあります。
こちらが@sumi作の花びら餅^^;
そして、花びら餅の由来はこちら
菱葩餅(ひしはなびらもち)は、ごぼうと白味噌餡とピンク色の餅を、餅もしくは求肥で包んだ和菓子である[1]。通称花びら餅。平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したもので、600年にわたり宮中のおせち料理の一つと考えられてきた。
歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、その上に猪肉や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて食べていたが、だんだん簡略化され、餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を、公家に配るようになった。さらには鮎はごぼうに、雑煮は餅と味噌餡でかたどったものとなった。
宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていた。明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜のときに使うことを許可され、新年のお菓子として使われるようになり、全国の和菓子屋でも作られるようになった。
出典:菱葩餅
本来、お茶席では写真を撮るなんて許されないのですが、
今日は社中だけのリラックスした会だったので、先生が許可して下さいました。
なのであちらこちらでパチリ、パチリ。
濃茶の後はいよいよ私の担当の薄茶。
お菓子は干菓子でしたが、写真は撮れなかったのでありません^^;
和気あいあいとお茶席が終わり、お昼は
藤枝の四川飯店へ。
全員着物だったので、ウエイターさんが気を利かせて大皿で出されたものを全部分けて下さいました。
手数の掛かる客でごめんなさい。
とても気持ちの良い社中の仲間と楽しい時間を過ごし、
尚一層、お稽古に励もうと気持ちも新たになった初釜でした。
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