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芥川龍之介・名言集

sakurasui

Published: 03 Sept 2018 › Updated: 03 Sept 2018芥川龍之介・名言集

芥川龍之介・名言集

みなさま、こんにちは! 今日は芥川龍之介の名言を味わってみようと思います。彼は幼い頃、母親が病気になったため、母親の実家に引き取られました。そこで叔母のフキに育てられます。母親は芥川が10歳の時に亡くなりました。芥川は非常に成績優秀だったため、のちに実の父親が芥川を取り戻そうとします。しかし、この父親はとんでもない人で、亡くなった奥様の妹を孕ませて子どもを作っていたのです。当然両家は険悪な仲になりました。腹違いの兄弟である得二はあまり出来が良くなくて、優秀な兄を見習えと言われ、芥川を非常に迷惑な存在だと思っていたようです。芥川は非常に複雑な対人関係の中で育ったようです。

↓瀬戸大橋から撮った夕日

最も賢い生活は一時代の習慣を軽視しながら、しかも、その又習慣を少しも破らないように暮らすことである。

ここには「一時代」と書いてありますが、「一集団」と置き換えてもいいと思います。日本人社会には不思議な光景がたくさんあります。たとえばラジオ体操です。これは外国人にはとても奇妙な習性だと思われているようです。体を動かす仕事であれば、各自が手足の運動をしたらいい、と思います。しかし、そうはいかないのが日本の社会です。みんなで同じ行動をとる、というのが日本人の美徳なのです。学校の制服もそうです。私の時代は、不良は長いスカートをはきたがっていました。小さな自己主張ですね。しかし、すでに芥川は、時代や集団の習慣に絶対服従しつつも、それらに絶対に流されない信念を持った人だったのでしょう。
 

あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とするものである。

虚偽は社交の潤滑油だと思います。しかし、虚偽が調味料だとすると、その量を相手の性質によって微妙に調節する必要があります。上司におべっかを使うのもほどほどにしなければ、わざとらしくなって不愉快な思いをさせる結果になります。上手に使うと、話もはずみ人間関係が円滑になります。上司の持ち物などについて「素敵だ」と心にもないことを言ったといしても、「これを買ったお店を教えてあげるわ」といったぐあいに話が広がります。上手なおべっかを使いましょう。嘘はつきなくない? じゃ、山の中で一人暮らしだね。冗談です。

 
キリストはみずから燃え尽きようとする一本のソーソクにそっくりである。

会社にもキリストのような人をよく見かけます。「俺が考えた企画でいきましょう。」「俺のアイディアでやらなければきっと失敗しますよ」と言って、自分を自画自賛して首になる社員がそうです。キリストは宗教団体のトップであったため燃え尽きるほど頑張る必要があったのでしょう。しかし、人の意見を聞き、自分のやり方を再検討し、すべてを一人で抱え込まない生き方をするのは大切だと思います。
 

周囲は醜い。自己も醜い。そしてそれを目の当たりに見て生きるのは苦しい。

ドロドロの人間関係の中で生活するのは芥川にとってはつらいことだったのでしょう。しかし一方でこれを哲学的な目で見ると、周囲と同じくらい自己も醜い、と自覚することができるのはかなり浮世離れしていると思いませんか? 私が思うのに、自分にも汚れた嫌な面がある、と思うことによって、他人を許すことにつながると思います。神様が存在していて私達を生かしているとしたら、神様は、この醜い私を許しているのだから、嫌いな人を私も許すべきである、と思えたらしめたものです。
 

幸福とは幸福を問題にしない時をいう。

この言葉、分かるような気がします。私達はよく神社に行って「○○でありますように」と祈ります。それは、「私は○○ではありません」といっているのに等しいかもしれないのです。例えば、「お金が儲かりますように」と祈るのは、「お金が儲かっていない」ということなのです。何も要求しないで生きている人が一番幸せなのかもしれません。しかし、人間には、もっと良くなりない、という欲がありますから、幸福は永遠のテーマですね。それに、欲がなければ人類はここまで発展してこなかったと思います。

 
最後まで読んで頂きありがとうございました。
 
http://jasmineyoko.com/2018/09/03/english-edhition_golden-sayings-of-ryunosuke-akutagawa/

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