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VMの共通化はWEB3.0の実現を加速させてくれる

fusan

Published: 09 Jun 2018 › Updated: 09 Jun 2018VMの共通化はWEB3.0の実現を加速させてくれる

VMの共通化はWEB3.0の実現を加速させてくれる

バーチャルマシーンはEVM(Ethereum virtual machine)一択の世界観でしたが多様性が出てきたので整理して見ました。

ところで、車輪の再発明をご存知ですか?

車輪がそもそもあるのにそのことを知らなくて最初から作ってしまう話。ブロックチェーンはオープンソース開発です。他のプラットフォームでとても便利な機能があるのにわざわざ開発するのはおバカさんですよね。リソースの無駄です。そのリソースを別なところへ集中させる方が得策です。もちろん、もっと良い車輪を開発できるなら別ですが。。

下図は私が想像してるWEB3.0のレイヤー構造です。VM層がWASMに集約されています。
スクリーンショット 2018-06-09 18.18.20.png

もちろん信頼のEVMなのかもしれませんが流れはそちらに向いている様です。

ではなぜWASM....?

Dfinityのスライドを拝借して説明します。
スクリーンショット 2018-06-09 14.58.53.png

WASMはGoogle.Apple.Microsoft.Mozillaが標準化した規格です。こんな信頼の置ける仕組みを使わない手はありませんね。これがメインストームになる事でしょう。

スクリーンショット 2018-06-09 20.02.20.png

Ethereum,EOS,DfinityどれもWASM採用に向けて各種コンパイラを開発しています。EthreumはRustとC、EOSはC++、DfinityはHaskell,Typescript(javascript)を採用しています。

æternityだけちょっと変わったことしています。複数のVMを開発しています。スマートコントラクト開発のデファクトであるSolidityをSophia(aeternity独自言語)に翻訳するVM。これはEthereumのフロントエンド開発資産を引き込むためと思われます。HLMは高速VMです。

ここからは僕の妄想ですが、aeternityはスマートフォン利用を前提としたブロックチェーンなので軽量で高速なものを考えているのでしょう。またそれに応えるだけの開発力とフィロソフィーを持っていると思います。

さ、まとめます。

VMを境界線にフロントエンドとバックエンドに切り分けられることで、フロントエンド開発はブロックチェーンプラットフォームから分離されます。その結果、ブロックチェーン開発者はプロトコル開発に専念し、フロントエンド開発者はアプリケーション開発に専念出来るようになります。WEB3.0にとっては追い風が吹き始めましたね。

『VMの共通化はWEB3.0の実現を加速させてくれる』

eWASM , parity-wasm
Dfinityのコンパイラ
EOSのコンパイラ
aeternityのVM

【過去記事】WEB3.0のレイヤー構造その後

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